Google Analyticsのセッション設定を最適化して、正確なユーザー行動を把握する

GA各種設定 google analytics

Google Analyticsのセッション時間は基本設定だと30分になっていますが、コンテンツの構成によっては30分のままだと計測がうまくいかない場合があります。
同じユーザーなのにセッションが分かれていることが多かったり、コンバージョンの経路が途切れてしまっていて、想定の動線とは異なるデータがよく見られる場合は、このセッション時間を調整することでセッションの計測を最適化することができます。

セッション時間を調整する必要性があるサイト

1.フォームが複雑なサイト

多くの入力項目があったり、入力するにあたって入力者にとって答えることに準備が必要なフォーム項目がある場合は、フォームの入力自体に時間がかかってしまい、送信完了までに30分を超えてしまってコンバージョンの動線が切れる場合があります。

入力欄が多かったり、ユーザーが考えることが多いアンケートフォームや、採用サイトのエントリーフォームが、ユーザーの情報を細かく聞く内容だった場合はユーザーの入力が想定以上にかかってしまう場合があるので、セッション時間を1~2時間ぐらいに延長する方がデータが安定する可能性があります。

2.ページ内に長い動画が設置されているサイト

ユーザーが30分以上操作がないとセッションが切れてしまうので、30分以上の動画が設置されていると動画閲覧中にセッションが切れてしまう可能性がでてきます。この場合もセッション時間を延長することで対応できます。

なお、複数の動画が設置されている場合は、それぞれ再生するときにvideo_startイベントが発生するので、そのイベント計測時にセッションのタイマーがリセットされるため、同じページに30分以上とどまっていたとしても計測が取れる場合がります。動画の数よりも、動画の長さの方がセッション時間においては気を付けるポイントとなります

3.長文コンテンツや読み物サイト

調べ物をしているユーザーの操作としては複数タブを開いて閲覧し、中断後にまた戻ってくる操作をする傾向があるので、この戻ってきたあとの操作までも計測に入れたい場合は、セッション時間を大幅に延長する必要性があります。最大7時間55分まで延長できるので、この場合は最大まで延長することで戻ってきたユーザーの動線を計測できる可能性が上がります。

こういったサイトはブログサイトが多いと思います。セッション時間を延ばすことでセッション数の計測数は減少する可能性はありますが、ページビューと動線の分析の方が重要になると思うので、弊害は少ないかと思われます。

セッション時間の変更方法

セッション時間を変更できる設定画面を表示するには、まず管理画面の「データの収集と修正」内にある「データストリーム」をクリックしてください。

データストリーム画面で、設定を変更したいストリームをクリックします。

ウェブストリーム詳細画面では、「タグ設定を行う」をクリックしてください。

Googleタグ設定画面を開いたら「もっと見る」リンクをクリックして項目をすべて表示させます。

設定の項目が全て表示されたら、「セッションのタイムアウトを調整する」をクリックしてください。

セッションのタイムアウトを調整する画面が表示されたら、設定の上側「セッションのタイムアウトを調整するの入力欄で、時間と分を入力することで調整できます。

入力が終わったら画面右上の「保存」ボタンを忘れるクリックしてください。

なお、エンゲージメントセッション時間は、セッション開始からされてから何秒後にエンゲージメントが発生するかの時間となります。基本は十秒後に発生となります。
直帰率の計測を調整したい場合はこの時間を延ばすと、よりシビアに判定させることができます。